こんにちは、グラキリス(@CS_nonbiri)です。
この記事では、
・音声配信のテキストまとめ
・新たに追加されたもの
・今後のイベント予定
といった今週IGO-CNPでの配信まとめ、これからのイベント情報を紹介します!
それでは、碁いっしょにみていきましょう!
5月1日(月) 人生振り返り②(院生前編・11〜15歳)
https://stand.fm/episodes/644fc0c36f9635791db4a95b
本日は院生に入ってからの前編。
少し前回までのおさらいをすると、幼少期から囲碁に触れ始めたキッカケ、
長崎時代にお世話になったアマチュアの師匠お二人のお話がありました。
院生に入るためには願書を書く必要があり、さらに必要になるものとして
自分の棋譜と受験料と推薦人(当時は囲碁棋士またはアマチュアでもかなりの業績を持つレジェンド級の方)
がありました。
ではkazuさんはどなたの推薦をもらって出願したのか、というお話になるのですが
当時長崎のお医者さんの方が自身の指導に付随して子供達にもお呼びしたき棋士の指導を受けさせてくれる機会があったそうです
そこにいらしていた長崎在住の高原周二 九段からの指導と推薦をいただいた流れでした。
記録に残っている棋譜で小学四年にして推定アマチュア5段の棋力とのこと。
そうして院生スタートしたのが小学六年の4月。
幕張囲碁研修センター(ヒカルの碁にも登場しています)に移って囲碁の勉強が始まりました。
周囲はプロになるべく囲碁の勉強をして、スポーツも息抜きのためにする。
という環境下でしたがkazuさんは…
しっかり学校に行きそこそこ勉強をして友達と遊び、野球観戦をして、お風呂に入って寝るという生活だったそう。
ではどこで囲碁の勉強してるの?というと月に約6回ある学校の休みの日に一日中みっちりと囲碁を学ぶ院生研修の時間がメインでした。
しかし院生というのはプロを目指す人間が集うエリート集団ですので、
その中にいるだけでも強くなるとのこと(この時点で田舎七段くらいになっていた)
当時の勉強していたこととして棋譜並べを挙げておられ、プロの技をそこから盗むことをしていた。
中学生になりテスト勉強や部活動が入ってきてさらに囲碁の勉強時間が減ったのですが
寮母さんに促され日本棋院に研究会に行ったり、後に師匠となる岩田一先生の教室に行ったりしていました。
お茶目な小学生時代のエピソードとして学校行事に邁進するあまり運動会の応援団副団長に就いてしまい
院生研修と運動会でダブルブッキングしてしまって前日まで頭を抱えたそうですが
幸いにも当日雨が降ったことにより運動会が延期、無事に(?)両方参加できました。
中学時代には毎年クラス委員もして中学二年の時には学年委員や林間学校の実行委員まで!
しかし中学生になる頃には院生研修を優先するようにはなっていたためなるべく予定を工面していた。
そうして過ごしていましたが中学三年生の夏、
修学旅行が終わる頃に囲碁研修センターの寮が閉鎖になることになり転機が訪れることとなりました。
親から「寮がなくなるなら実家(長崎)に帰ってこい」と言われた際に
持ち前の負けん気が発動、秒読みのアルバイトをしてでも帰らない!と囲碁覚醒モードに突入。
覚悟を決めると周りが引き留めるより応援してくれるまでなりますのでそこまでの意志を見せると良い。
ここからは日にできる時には6〜10時間囲碁の勉強をするようになりました。
院生上位グループに入り、プロ試験の本予選にも参加するようになった後編は次回!
碁会所メタバースは本日も大賑わい!
本日はご参加が多かったため2部屋に分けての指導になりました。
もっと参加人数が多くなっても部屋ごとに音声を分けることができるので個別の内緒話なんかもできますよ。
毎日メタバースに来られている方はお気づきかと思いますが、お部屋ごとの装飾が日に日に変化しています。
今晩は1️⃣番のお部屋に大盤解説用(?)の大きな碁盤が設置されました。
5月2日(火) 人生振り返り③(院生後編15才〜20才目前)
https://stand.fm/episodes/64511633e86224a4a77794c0
長崎から上京して院生寮で生活して覚醒モードに入るまでが前回。
院生寮が閉鎖になるという時に、寮母さんの勧めもあり以前からお世話になっていた岩田一先生の元に本弟子として入ることに。
先に女性の先輩が二名住み込みで修行しているということで先生の自宅付近に一人暮らしが始まりました。
一人暮らしとはいえ毎日先生の家にいきながらの生活で中学を終え、高校には進学せずに囲碁に集中。
大まかな1日のスケジュールは、
12:00 先生宅へ、お昼ご飯と掃除
13:00 勉強開始(少しお昼寝)
18:00 夕食、休憩
19:00 勉強
22:00 帰宅してお風呂や自由時間、勉強
04:00 就寝
11:00 起床
勉強中もマガジンなどを持ち込んで読んでいたりもしていた記憶があるそう。
この時期にはほぼ土日は全て休みになっていたため院生研修。
月曜日はお休みでしたが、研究会が月2回ほど入るため完全なオフは月2回。
(オフとはいえ勉強はしていたそうですが、野球をしたりも)
院生時代にヒカルの碁であったように一組・二組と分かれていた時期があり、
その頃に作者のほったゆみ先生が取材にこられたそうです。
そうしてヒカルの碁では一組・二組の制度で院生が描かれていたというまさに歴史の証人にもなっていた。
漫画では二組でくすぶっていたヒカルがメキメキと力をつけて一組に上がるシーンがありますが、
実際ではなかなかそういったケースは滅多になく、二組からササっと上がる人は元々の気力があるため
二組で苦戦することは少ないそうです。
ここは漫画と現実の違いがありますね。
その後は一組・二組制は解消されてA〜Dのクラス分けに戻ったそうで
A、Bクラスはプロを完全に視野に入れた人で構成されていてピリピリした雰囲気があるが
C、Dクラスはまだそういった空気が薄く学校行事に参加する人もいるといった感じ。
プロ試験には一次予選と本予選があり、
一次予選では外来組(院生ではない人)の上位数名の選抜者とBクラスがリーグ戦
本予選はリーグ戦からの選抜者とAクラスが行っていた。
kazuさんは
16歳の時は本試験まで
17歳では一次予選まで
18歳では本予選まで
19歳では外来枠として
当時はAクラスに常駐している成績優秀者は院生一年延長が認められたり、
夏の院生のみの内部試験と冬の外部試験とが別れたりしたり、
制度変更も幾度かあったそうです。
余談ですが、
20歳までにプロになれなかったらやめると宣言していたので約束通り辞めたそうですが
卓球とボーリングが好きだったので帰る前1ヶ月間はその二つをこれでもかとやり込み
送別会まで開いてもらえたので帰る頃には目一杯楽しんだな〜と言えるくらいだった。
当時のプロ試験は30局ほど打つそうで戦績目安としては7敗するかしないかくらいがボーダーラインになるそうです。
持ち時間は各3時間、その後は一手60秒の秒読みとかなりの一局が長丁場。
お昼休憩もあってヒカルの碁では本を読んで勉強し直すシーンがありますが
本に載っているような場面は頭に入れておいて然るべき、というものですし
囲碁は同じ盤面は二度とないと言われるほどに複雑なのでアテにもできないもの。
しかし現代ではAIの発達により不正ができてしまうために休憩時間の規定も変更されているんだとか。
次回は院生を終えて実家の長崎に帰ったところの話から。
碁会所メタバース連日大盛況!
この夜は筆者は諸用により参加できなかったのですが三部屋に分けて対局がされるほどの大盛況だったそうです。
各対局がみっちり行われている様子が画像からもわかりますね☻
このように連日指導碁が行われていますので気になったらフラッと立ち寄ってくださいね。
「初心者だから迷惑になるかも…」
なんてことは全然ありません!!むしろそういう方こそ大歓迎です。
何にも囲碁について分からなかった筆者でもすごく楽しめておりますので
奮ってご参加ください。
ご参加はIGO-CNPのDiscord内「announce」にあるURLより!
何か分からないことがあればDiscord内でグラキリスまでメンション飛ばしてもらえれば
可能な限り早く伺いにいきますね!
5月3日(水) 人生振り返り④(実家の仕事の資格勉強)
https://stand.fm/episodes/645261c4ef5660931eed2813
前回までの振り返りは院生としてプロを目指していたところから20歳になる目前に実家に帰ってきました。
実家に帰ってからしたことといえば南風楼というホテルのお風呂(これがまた立派!)に入ったこと。
景色をぼーっと見てセンチメンタルになった記憶が。
帰った次の月の1日から実家の仕事を手伝う形で就職。
社会福祉法人と神社を運営されていて、社会福祉法人の大きさは三件あり、合わせて約200名くらい。
そちらの経理として就任。
まずはタイピング訓練のために「北斗の拳」のソフトを使ってブラインドタッチの練習したのだとか。
次に会計をするのだからと簿記を勉強することに。
日商簿記の試験を受けようと市役所に行くと受付締め切りを大きく過ぎていたことが発覚したので
担当事務員さんを泣き落としで攻略して(笑)なんとか受験させてもらえることになったものの
親父さんは以前の簿記3級を取得してもらうつもりだったのですが、
簿記試験の内容変更がされていて実質一つ上の級の試験を短期間の勉強で受けることに。
田舎のため車もないとどうしようもないということで免許取得と並行して簿記の勉強を継続。
結果は勉強を教えてくれた税理士の先生のおかげもあって100点満点で取得、自動車免許もGET
その後、ExcelとWordの資格も取って会計業務をするために必要なスキルは揃ったそうです。
さらに簿記試験は上の級を目指してみては?という勧めにより
少し勉強期間を設けて自己採点ギリギリではあったものの合格。
神社関連の資格として神主の資格は夏休みにあたる期間を使って合宿形式で一番下のものを取得。
合宿内容は週五回の住み込みで祝詞の練習をしたり、作法の練習をしたり、身を清めることを行っていた。
浅葱色の袴は神社庁が認めた者にのみ許されるそうなので
kazuさんは白装束のようなものであれば着用する資格を持っている。
なかなか厳しい神社の実情(?)なども少し。
同期には女性神主さんもいたそうで
一人はお家の助けになるために。
もう一人は巫女さんをしていたがその神社では(当時)年齢制限があったらしく
神社に関わり続けるためには神主の資格が必要になったそうです。
いろんな濃い事情がありますね。
こうして様々な資格やスキルを手に入れたkazuさんでしたが、囲碁の方はどうなっていたのか。
そちらは次回のお楽しみに。
徐々に夜メンバーも固まってきました?
集合写真パシャリ。
この中にIGO-CNPに出会って囲碁を始めた人が筆者含め3人います。
つまり半数は初心者!
分からないことをじっくり聞き、指導碁を通じて出た疑問点もその場で解決してもらう。
同じ場にいる半数が分からないことなので恥ずかしいという気持ちになりません。
他の方の質問にも「へぇ〜なるほど」と膝を打つ事ばかりです。
5月4日(木) 人生振り返り⑤(実家での囲碁指導編)
https://stand.fm/episodes/6453b4fcb1c0e38eb7784f1f
前回までのあらすじ、
院生を辞めて実家の長崎に帰ってきてから実家のお仕事を手伝うことになった時に取得した資格の話だったり。
その実家のお仕事の中にお母様が園長をされている保育園の中にちょっとした習い事のような感じで囲碁や体操、太鼓などもありました。
色々ある中で囲碁は誰でもできるわけではなく、向いている(=相性の良い)子供達に声をかけてやってもらうわけです。
その確率たるや100%!
秘訣はお昼寝の時間に誘うこと。(子供達はお昼寝が嫌いなんだとか)
こうしてできた大体15〜30分の時間を師範代の先生(長崎の県代表になるほどの実力の持ち主)が教えておられたそうです。
指導するといっても子供達を相手にですので10級〜の棋力があればOK、
むしろ必要なのは子供達を優しく導けるかという方が大事なんだそう。
師範代の先生はその点、申し分なくしっかりと教えておられて下地としてはとても良い環境でした。
帰ってきたkazuさんは師範代が教える中で強くなってきた子達にさらにガッチリと指導をする。
こうして囲碁指導の体制がかなりしっかりしました。
どれくらいガッチリしていたかというと、土曜日に囲碁教室を月謝制(月4回で¥2,500と良心的!)で
お昼に大体2〜3時間、師範代の先生と共に指導をされていました。
そうこうして囲碁指導をしていたところ、
島原新聞という地方紙に掲載されていた記事を読んだ隣町の小学生(そろばんの神童!)が習いにきたり。
土曜日に開催していた教室のレベルに収まらない子達も習いにくるようになりました。
これは日曜日にも教室開催するか…と思案していたところ、
お父様の提案もあって毎週土日の「島原合宿」が始まりました。
7〜8人くらい参加者がいて、一泊二日夕朝付きで¥1,000と商売そっちのけで実施しました。
さらに発展して住み込み制も始めて3人くらいの生徒さんを実家の仕事も少しお手伝いしつつ囲碁指導しておられました。
ここから院生になりたい、という意志を持った生徒も出てきたのでみんなで上京して囲碁道場を開くことに。
こちらのお話はまた次回。
連日連夜碁会所メタバースは大賑わい!
本日のメタバース碁会所は筆者からすると上級者の集い。
打ち手の意味を考えている間に進む攻防に頭がぐるぐるしました。
その後に降臨したしょーや先生の解説のおかげでなんとか一手一手の意味合いや効果を飲み込んでいきました。
実地で説明してもらうと吸収が段違いによくなる気がするのは筆者だけでしょうか。
初心者から上級者まで一度は聞いてもらいたいな、と思います。
5月5日(金) 人生の振り返り⑥(神奈川で囲碁起業編)
https://stand.fm/episodes/64550611b451f5cbcfa8fb89
前回までのあらすじ、
実家の仕事を手伝いつつ囲碁指導を始めたら強くなる子がいたためみんなで上京して囲碁道場を開くことになりました!
囲碁会社を仲間内(竹清 勇さん、中島 美絵子さん)で作り神奈川県は綱島に囲碁道場を始めました。
どうして綱島で始めることになったのかの経緯は
東横線が穴場ではないか、理由としては沿線に名門道場が少ない点、治安も安定しているので子供道場をするのに適している点から。
一軒家を借り上げて一階が道場二階が居住区として利用。
kazuさん、竹清さん、現在横浜囲碁サロンをしている藤森 稔樹さん、お弟子さんの四人でルームシェアのような生活をしていました。
(中島さんは通いでした)
囲碁会社としては道場経営の他にクリスタル碁石・碁盤(アクリル製)を開発・販売
一番大きな仕掛けたイベントパシフィコ横浜で子供大会と指導碁を実施。
IGO AMIGO(囲碁アミーゴ)の初回にもブース出展をし、
9路盤は1,000面(=セット)、13路盤も100面、19路盤も100面が売れたそうです。
流石に増産するまでの勇気はなかったため生産を止めたのですが収益的にはトントンといったところだそうです。
囲碁道場の生徒さんは院生に育った方もおられて
門下ではなかったそうですが上野 愛咲美さんと関 航太郎さん(当時の棋力三段くらいだった)や栗田佳樹さんが通いに来ていた。
たくさんの活躍される方々がおられたそうです。
そんな中なかなか先生3人分の収益を立てるのに苦心していたのですが、
最初引っ越してきた際にご挨拶をしに行った時にやや怪訝そうな対応を受けた碁会所があったそうですが
そちらのお店が外的要因でトラブルに見舞われて一時閉店されて復帰までの経営体力が出ないとのことで
kazuさんのところにお譲りの相談に来られた(これには驚いたそうです)
お客さんの中に引き継ぐ意志を持った方もおられたそうですが、
どなたも高齢であったため歳の若いkazuさん達に白羽の矢が立ったそうな。
通常、碁会所を引き継ぐ場合は暖簾代や設備引き取り代といったもので結構な金額が必要になるのですが
「若い人はお金がないだろうし…でも若い人にやって欲しいし」という理由から
ほぼタダと言いますか破格の価格でお譲りしていただけたそうです。
破格とはいえ手続き費用などはかかりますし、店舗の場合は敷金礼金の前払いもあるため
暖簾代などが入ってしまうと無理だろうと気を使っていただけたのでしょう。
さらにお客さんへの引き継ぎということで以前からの席亭さんも無償で手伝ってくれるという
とても考えられないような条件での引継ぎで支所ができたそうです。
そうして3〜4年経った頃に独立して横浜に拠点を移し、色々あるのですが
そちらは次回に譲りましょう、乞うご期待。
本日は二名の指導碁と一つの対局!
今夜も楽しい碁会所メタバース通い。
kazuさんがロンさんとRikoさんに対して二面打ちで指導碁。
ハセックさんと踏切さんが対局でした。
同時には見れないのでどこを見に行くか迷った結果、筆者は最後の対局を選択。
1級vs3級のバチバチの戦いが見られました。
終局後に指導碁の方も覗いてみたのですが、
Rikoさんはもうじきに19路盤に移っても大丈夫そうと言われていましたし
ロンさんは三子の置き碁で勝利したりと
棋譜を見ていて勉強になりました。
IGO-CNPを所有しているとこれらの棋譜が全て閲覧できますので復習にももってこいですね!
5月6日(土) 人生振り返り⑦(20代後半、完全独立編)
https://stand.fm/episodes/6456568880d3b906c191fca2
前回までのあらすじ、
長崎から綱島に拠点を移し、仲間と囲碁会社を設立して子供道場やイベント出展をしていたが完全独立することになった。
独立する前にお声かけいただいていた横浜囲碁センターにて
子供囲碁教室(月曜の夕方以降)
大人の囲碁教室(月曜と金曜のお昼)
方円企画のダイヤモンド囲碁サロンや赤坂インターコンチネンタルTOKYOの囲碁サロンにて指導碁(火曜)
八重洲にあったいずみ囲碁ジャパンで社会人交流会と銘打った教室(水曜の夕方)
あざみ野にて女性ばかりの囲碁教室を10年以上(木曜)
土曜には指導碁会、日曜にはイベントやpassion!!に
と言った感じで活動しておられました。
その後結婚されて、永代囲碁塾が二人体制に。
まだその時はお子さんがおられなかったので空いている日には仕事を入れている状態だったそうです。
さらにマイナビ出版から5冊ほど囲碁棋士からいただいた内容をまとめる仕事をされたりと忙しくされていました。
しっかり睡眠はとられていたそうですが旅行の時間などは取れていなかった。
仕事は他所へ行ってしまうと返ってこない精神で働いておられたそうです。
大きな転機はレッスンの前々日くらいに食べた牡蠣に夫婦揃って当たってしまった時。
リカバリーできる方が見つからなかったため、点滴を打っての強行レッスンへ。
もはやハイテンション・モードで指導をこなして帰るなりぶっ倒れる状態だったそうですが
その後に方円企画の稲葉 禄子さんより「そういう時は休まないとだめ!」という一言で
院生時代は動ける限りは動く、という死に物狂いのスタンスで生きてきたが
やれるかどうかは別にして休むことの重要性にも気付かせていただいたそうです。
大会出場歴としてはご夫婦ともアマチュア全国大会で優勝されているので
当時の日本主催の囲碁大会でペア戦で準優勝が4回ほど、日本国内ではほぼ負けなしだった。
東日本大地震の後はチャリティ大会にも出場、賞金も全額寄付ということもされていました。
囲碁界での活動としては熱海だったり、箱根だったりへの旅行会(多い時は50名ほどの時も!)を開催したり。
新型コロナで途絶えてから復活していないそうですがきっかけがあれば開催してもいいかも?
次回は30歳からの人生を振り返っていきます。
Crypto Go SalonにNFT認証が本導入!
本日よりIGO-CNPオンライン対局場である「Crypto Go Salon」にNFT認証が導入されました。
IGO-CNPを入れてあるウォレット(NFT用の電子財布のこと)を連携することで
オンライン対局場としての入退場のセキュリティが完成するようになりました。
正式運用に伴い、これまでは誰でも入場できるテスト運用版だったのがこれからはNFT保有者(=ホルダーと言います)
に対してのみ入場が許可されるようになります。
より深く囲碁を学びたい方は是非IGO-CNPを購入してみて下さいね。
筆者個人としてはNFTのパスポート的実例として体験してみる、
という意味でも手に入れてもらえたらな〜と思ったりします。
これからの技術の一端が垣間見れて面白いかと思います。
お部屋の装飾もIGO-CNPの各キャラに変更されていてとっても可愛いです。
これを作っておられるヒラオさん(@hirao53710)の細かい作業に感嘆するばかりです。
5月7日(日) 人生振り返り⑧(囲碁サロンオープン)
https://stand.fm/episodes/6457b05080d3b906c192133a
前回までのあらすじ、
仲間と立ち上げた囲碁会社を精算してご夫婦で独立して仕事三昧の日々でした。
30歳のとき長男が産まれたこと
前回に出たような飛び回るスタイルも大変で拠点が欲しかった
ちょうどサロンオープン前に社員になってフルコミットしてくれる人がいた
と言った要因が重なったこともあり物件を探すことに。
2日間ほどぐるぐるとチェーン店系の不動産会社を巡ったが良き物件に出会えなかったのですが
フラッと入った地域密着型の不動産会社の自社物件を見たときに
「この物件押さえておいて下さい!」とほぼ即決で決まったそうです。
次に内装を固めていく際、机をオーダーメイドした時のこだわり
・通常70cmの机だが碁盤を置いたら70cmとなるように高さを10cm低く
・素材も集合材などではなくヒノキを使っている
・幅の設定も広くとって隣り合って座って打つ際に窮屈にならないように
さらに碁石ははまぐり碁石、ソファ椅子で座りやすく
高級囲碁サロンにかなり寄せた内装になっているそうです。
さまざまな出来事や困難もありましたが現在9年目を迎えています。
囲碁サロンをオープンしてからは直接kazuさんがする仕事は減らしていき
社員さんに仕事を振っていくようにしていったのですが
仕事の手が空いたら駅前にパンフ配布に向かったり、お客さんに上達プランを提案してみたり。
そうして運営していたのですが社員さんも一年半ほど頑張っておられましたが
サロンのお客様の会社に就職する運びとなりました。
ここからはまたkazuさん夫婦で囲碁サロンをされているそうです。
またその後3年おきくらいで次男、長女とお子さんが増えて仕事を少しずつ減らし
ぼちぼちしていたり、コロナの時期も家庭優先で暮らしていました。
そうしていても仕事は増えませんので以前から興味があった
ブロックチェーンのプログラミングでも勉強するかと動き出してみたところ
仮想通貨・NFTの投資面が面白くなってやっているうちにIGO-CNPの企画が立ち上がったそうです。
家庭優先とはいえコロナの時期には囲碁サロン半分、囲碁講座テキスト半分という分配で
テキスト内容としては「囲碁フォーカス」の編集・構成作業をメインに会議から参加していました。
ライター業もされていてNHKトーナメントの観戦記や巻頭カラーのインタビュー記事もご担当されていました。
中でも思い出深いのは芝野 虎丸名人にインタビューして変わった角度からのお話を聞いた時だそうです。
現在は(このためということではありませんが)スッパリとやめてNFTプロジェクトにフルコミットされています。
書き終えてみて
囲碁初心者の筆者としてはとても興味深い内容ばかりでした。
そこまで死に物狂いなった経験もなければヒリヒリする修羅場を体験していないわたしとしては
初めて聞く緊迫感で壮絶だという思いでした。
さまざまな出来事を体験し、乗り越えてきたからこそのお話だと思いますし
表面部分だけでも共有させてもらって「真剣さ」の一端に触れた気がしています。
これからもIGO-CNPは囲碁普及のための動きをたくさん行っていくと思います。
その一つ一つを初心者目線ながらこちらに書いていこうと思っていますので
今後とも読んでいただけると嬉しいです。
それでは次回のまとめまで、碁きげんよう〜
今後のイベント予定
【2Dメタバースにあつまろう!】
顔出し、声出しなしのチャット参加もOKです!
日時:できるだけ毎日 22:30~
内容:参加者に合わせて(ルール説明、実戦対局、経験者向け講義等)
解説:kazu
場所:DiscordにてURL公開中!(PC環境推奨)
【24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO 2023】
日時:5月17日20:00〜5月18日20:00(24時間)
内容:メタバースにてさまざまなイベント開催!
IGO-CNPは指導碁や入門講座、講義などなど
場所:こちらからどうぞ(PC環境推奨)
【 リアル囲碁会 in 武蔵小杉 】
日にち:5月21日(日)13:00~16:30
場所:永代塾囲碁サロン(武蔵小杉)
https://igosalon.co.jp/
講師:kazu他
内容:講師が棋力に合わせて指導します。参加者どうしの対局も楽しみましょう。
参加費:2,500円
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
それでは、碁っきげんよ〜!
興味を持っていただけたらIGO-CNPのDiscordへはこちらから!